1943年のキスカ撤退作戦参加時の阿武隈です。私が所属の模型クラブ<ミリオンウイングス>の2023年展示会でのボート部(艦艇部門)クラブテーマが、アリューシャン攻略作戦でした。
この作戦の1年後に同地域で起きたキス撤退作戦を個人のテーマとして選びました。
この作戦に参加した軽巡2隻(他は木曽)第二煙突を白く塗る偽装を施し、艦尾に陸軍の高射砲を臨時搭載していました。そのため新たに作製しました。
阿武隈は1941及び1944の状態をすでにHPにアップ済みのため3隻目になります。大戦中の短期間でのバリエーション違いを3隻も作った珍しい例となりました。
基本形状は1941と同じですが、作製のお供に掲載の軽巡洋艦総ざらいによると、第2煙突と、艦尾の高射砲の違いに加え、第5砲塔が撤去されていたとあります。
この状態のまま1944では艦尾の第7砲塔が12.7cm高射砲に換装されるので、その過渡期と言えます。
キスカ撤退時の阿武隈の搭載機の有無は不明ですが、とりあえず搭載状態としました。
任務的には水上偵察機は使いにくく未搭載だったかもしれません。しかし、同作戦に参加した軽巡木曽には搭載機の設備がないので、艦隊に水偵1機は必要との想定です。
模型水線長 21.5cm
マストを金属線に交換
霧の中を作戦行動中の阿武隈です。
タミヤ 1/700 軽巡洋艦 阿武隈 NO.349
TAMIYA 1/700 Light Cruiser Abukuma
発売年:2007
同一艦の他社模型:無し
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