知的雰囲気?海図ベース展示

海図を使った1/700艦艇模型のディスプレー方法

 戦車、装甲車等のAFVとは異なり、艦艇模型の場合は展示台のバリエーションが乏しくなりがちです。本HPに載せる写真を撮影する際は基本的には薄く塗装したアクリル板を使っています。

 展示の場合では半透明のプラスチック板の色や光沢、半光沢などの表面状態を変えたものを使ってはいますが、海面に見える種類の透明プラスチックの板がそれほど種類があるわけではありません。

 そこで、ここでは海図を使った展示方法を紹介します。海図の上に透明なプラスチック板を載せて保護した上に模型を置きます。海図だと少し知的?な感じも醸し出すことができ雰囲気も良いです。また、海図自体が船上で酷使されるものなので紙質もよく丈夫です。

 家に飾る際に、同居ご家族の抵抗感も減るかもしれません。

海図を使った1/700艦艇模型のディスプレー方法
手前から、ディスプレイケーズのベース、海図、透明プラスチック(青)
海図を使った1/700艦艇模型のディスプレー方法
手前から下にして重ねていきます
海図を使った1/700艦艇模型のディスプレー方法
駆逐艦綾波 ヤマシタホビー
海図を使った1/700艦艇模型のディスプレー方法
潜水艦伊58 ピットロード
海図を使った1/700艦艇模型のディスプレー方法
カバーをかけた所。使用しているのは100均のディスプレーケースです。

 私が海図を入手したのは、横浜にある帆船の日本丸の近くにあるミュージアムショップです。ここでは古くなった海図を裁断して便箋やノートに再利用した文房具が売っていました。これを適当な大きさに切って使いました。

 元の海図は大きいのでしょうが文房具用の大きさに切断されてしまっているので、面積が小さいのが難点です(A5サイズが主流)。そのため駆逐艦、潜水艦塔の小型艦艇のベースにしています。

 また、海図にも色々あり意外ですが海岸近くの陸地の面積が大きいものや、ひたすら海のみのものなどもあります。好みにより選ぶのも面白いです。

 私は、海がメインだが一部に島などの陸地があるものを選んでいます。普通に海図を購入できるのであれば展示する艦艇にゆかりのある図を選ぶことができ面白いのですが。

 本物の海図を購入できるサイトもありましたが、一般人はプレジャーボートなどの運行用に購入するようです。大きさが不明な上日本近海に限られ、しかも結構高価で(2500~3500円/枚)ここで紹介の用途には合わないと思いました。

 私が買ったのと同様な文具用であればAmazon、楽天でも売っていましたが、枚数の割には結構高価でした。いいものが無いかとネット内で探した所、山田文具店さんというサイトでリーズナブルな価格で売っているのを見つけました。私はここから買ったことはないですが、ご参考まで。

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