私が所属している模型クラブ、ミリオンウイングスの企画展示のアリューシャン攻略作戦用に新しく作製したものです。
木曽1930で紹介の通り、タミヤのキットは大戦前の状態となっています。そのため、まずはキットを1942年の状態に改造します。
艦橋をタミヤの鬼怒から流用して、作製のお供(資料紹介)の総ざらいシリーズ軽巡洋艦編を参考に改造して搭載しました。
これ以外は煙突側面の8cm高射砲を25mm連装機関砲に換装した以外はそのままです。
このキットの見せ場は写真が残っている冬季迷彩です。しかし、この写真の時期が1942頭とされており、同年6月のアリューシャン攻略時には迷彩は落とされていた可能性もあります。
しかし、迷彩塗装の艦艇が欲しいので作ってしまいました。手順の詳細は冬季迷彩艦艇の作製法もご覧ください。
木曽は迷彩時の両サイドからの鮮明な写真が残っているのでなるべく実史の迷彩に近づけて塗装します。
同じく作製済みの冬季迷彩の多磨とあわせて、第21戦隊が揃いました。迷彩状態の2隻が並んだ有名な写真があるので、これをまねた写真も撮りたいです。
まだ、掲載できていない艦艇も多い中、木曽は架空艦を含めると3隻目の紹介です。煙突形状から特徴が出しやすく、キットも安価なので、なにかと紹介しやすい艦艇です。
模型水線長 22.5cm
マストを金属線に交換
タミヤ 1/700 軽巡洋艦 木曽
TAMIYA 1/700 Light Cruiser Kiso
発売年:1973 (半世紀前の模型とは思えない良作です)
同型艦の他社模型(発売年):なし
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タミヤ 1/700 ウォーターラインシリーズ 多摩