作製のお供に掲載した資料の<世界の舷窓からP7>に軽巡洋艦那珂などの一部の水雷戦隊用艦艇で、夜戦用迷彩テストのため緑色で塗装をした記録があることが載っています。
本HPでは駆逐艦響で緑の塗装をした作例を紹介済みです。灰色が基本の他の艦艇と比べてインパクトがあるので、同じ色(オリーブドラブ(タミヤ AS-14))の大型の艦艇が欲しくなり那珂を作ることとしました。
キットはアオシマの那珂ではなく、あえて同社の神通を使っています。作製のお供に掲載した資料の軽巡洋艦総ざらいのP130によると、神通の方がこの時期の艦橋の形状が近いと思ったからです。
那珂が所属する川内型のアオシマ製キットは、前部発射管を塞ぐパーツと2連装発射管4門と、4連装発射管2門が必ず入っているため時代変化が作りやすいです。このような設計はキットの価値を高めていると思います。
これも完成するとコレクションの中で異彩を放ちます。
模型水線間長22.9cm
マストを金属線に交換
カタパルトをエッチングパーツに交換
アオシマ 1/700 軽巡洋艦 神通改造 那珂
Aoshima 1/700 Light Cruiser Naka remodeling Jintsu
発売年:2008
同型艦の他社模型:フジミ(1973)
当然ですが、那珂のキットもアオシマから発売されています。潜入!キャラモデルで艦これバージョンを紹介していますが、通常版もあります。大戦時の状態を作るには那珂のキットです。
<Amazon>
青島文化教材社 1/700 ウォーターラインシリーズ 日本海軍 軽巡洋艦 神通 1942 プラモデル 351