
大和型戦艦の4番艦として1940年11月に起工した111号艦は1942年に建造中止となり解体されたため、実在しません。
元計画では1945年の竣工を目指していました。この計画では大和と同様な46cm砲を搭載計画と思われます。
これとは別に50cm主砲を搭載し、船体もより大型の超大和型戦艦の計画もあったようです。これらの二つの計画が合体し50cm砲を2連装にして、大和型戦艦と同一の船体に設置したのがこの模型です。
艦橋側面には大和型での12.7cm高角砲の替わりに、秋月型の主砲である10cm高角砲を6門搭載しています。機銃は全てシールド付きに変更しました。不足パーツはタミヤの大和から流用しました。
このシールドは主砲発射時の爆風よけ用です。46cm砲よりも大口径の50cm砲ではより爆風が激しいと想定したため、全てシールド付きにしました。
完成模型を眺めると、主砲は大艦巨砲主義の極致にも関わらず、対空砲火が充実しています。兵器として目的感に乏しいちぐはぐな印象を受けます。
建造はしたが、航空機の脅威が高まり対航空機用の兵装を充実させた設定です。大和の最終時にも通じるものがあります。
紀伊という名称にしていますが、大和型4番艦以降の名前で確定したものはなかったという説が優勢なようです。しかし、世間では大和型4番艦を紀伊と命名した例が多いのでとりあえず、この名前にしました。

模型水線間長 35.8m
艦橋、三連装機関銃(シールド付き)をタミヤ大和より移植
カタパルトをエッチングパーツに交換







フジミ 1/700 超大和型戦艦
FUJIMI 1/700 Super “Yamato” Type Battleship
発売年:(2009年)
同一艦の他社模型:無し
絶版になっています。中古店などではたまにみます。管理人も中古店で安く買いました。
<Amazon>
1/700 帝国海軍シリーズ No.19 超「大和」型戦艦 幻の改造計画



