大和は本HPではウオーターライン(タミヤ)を紹介済みです。1/700の大和はハセガワ以外の各社から発売されている大激戦アイテムです。
もう1隻作製する際に、どの会社の製品を選ぶか難しい所ですが管理人はピットロード製にしました。
ピットロードの愛国丸、報国丸は、精度と組みやすさを両立した素晴らしいキットですが、本キットはこの流れを汲んだキットです。
広く研究されているだけに、沈没状態の調査などにより新たに判明した情報が織り込まれています。タミヤのキットと比べて艦首の幅が広い点、艦尾先端の平坦部分がなくなった点は目立ちます。
艦尾先端はハインマットという水上機回収装置の設置用に平坦との説が有力でしたが、この模型では平坦部がないです。
また、飛行甲板部分の表現が凝っています。この部分には増設された25mm2連装機関砲を4門搭載しています。同封の解説書によると従来は未搭載とされていた2連装機銃を載せたのは、沈船調査の結果だそうです。
他社製よりも割高ですが、効果大!別売りパーツbest3の第一位で紹介の 新WW-II 日本海軍艦艇装備セット[1]R が4ランナー(2セット分)入っています。
三連装機銃は全て使いますが、他のパーツは相当数が余ります。そのため実はお得なキットだと思います。
艦橋構造などの組立はパーツ数も少なく簡単ですが、多数の三連装機銃を配置していく作業があります。
この作業が面倒な方は、艦橋両サイドに15.5cm三連装副砲搭載された竣工状態のキットを作ると、この模型の2/3ぐらいの時間で作製できると思います。
レイテ沖海戦時の大和も発売されたのでこれも作りたいですが、同社の武蔵(レイテ沖海戦時)を積んでいます。まずはこちらを作製予定です。
模型水線長 35.8cm
カタパルト、レーダーをエッチングパーツに交換
余談ですがピットロードコンテストでは入賞すると模型がもらえる特典が付きます。最初はこの特典で大和をゲットしようと考えていました。
しかし2022、2023の両年に応募しましたが、まったく入賞できる気配がなく購入しました。
ピットロード 1/700 戦艦大和
PIT-ROAD 1/700 Battleship Yamato
発売年:2018
同型艦の他社模型(発売年):タミヤ(1998)、アオシマ(2017)、ピットロード(2018)、フジミ艦NEXT(2019)