
長門型は日本独自の進化をたどった戦艦の集大成ではないでしょうか。次タイプの大和型ではそれまでの日本戦艦とは異なる美しさを感じます。
一方、長門型は扶桑型から続く戦艦の系列上にあり艦橋の位置、形状、主砲配置などで一目見て古き良き日本の戦艦を感じます。
この模型はレイテ沖海戦時の対空機関砲を多数搭載した姿です。フジミ特シリーズ独特の精細なパーツが長門の晩年の雄姿をうまく再現しています。
また、特シリーズの戦艦では、金型の進化により、主砲口まで再現されています。砲口の有無により前後から見た際のリアリティが違ってきます。
長門は人気艦のため年代毎のバリエーションにも恵まれており、有名な屈曲煙突の姿まで模型化されています。また、屈曲煙突を直型の煙突に交換するのみで、竣工時の姿も簡単に再現できます。
年代毎の変遷を比較するのによい艦ですので、そうしたビフォアー・アフター的なページも新設していく予定です。

模型水線長 31.5cm
カタパルト、レーダーをエッチングパーツに交換




素組ですがここまでの精密感を容易に出せる秀逸な模型です。



フジミ模型 1/700 戦艦 長門 特56
Fujimi mokei 1/700 Battleship Nagato
発売年:2009
同一艦の他社模型:アオシマ(2011)
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フジミ 1/700 長門 レイテ沖海戦時
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フジミ模型 1/700 特シリーズ No.90 日本海軍戦艦 長門 レイテ沖海戦時 プラモデル 特90