瑞鳳型の１番艦です。もともと潜水母艦高崎としてとして計画されていました、建造中に空母改造に着手されたため潜水母艦としては完成していません。機動部隊最後の海戦であるレイテ沖海戦まで生き残り奮戦しました。
瑞鳳を有名にしているのがレイテ沖海戦時に米軍により撮影された戦闘中の写真です。鮮明に迷彩塗装が写っています。瑞鳳ならば当然この時を作製したくなります。艦載機を搭載した状態で写真を撮影していますが、実際には当時の日本軍では航空戦力は消耗しきっており、最後の攻撃隊として１４機（機種の内訳は諸説あり）の攻撃隊を送りだしています。それだと飛行甲板が寂しいので少し機数を増やしました。機種は零式艦上戦闘機52型と艦上攻撃機天山にして実史に合わせています。
ポイントは迷彩塗装で、瑞鳳では正攻法で色数の分マスキング/重ね塗りをしています。このようにパターンが複雑で、同一色で塗装する場所が複数ある場合には割り切ってマスキング塗装をした方が早いと思います。単色の艦よりも手間がかかりますが完成時の達成感は大きいです。
実際の写真では飛行甲板上の白線はもっとはっきり写っていますが、大戦末期の雰囲気重視で不明瞭な状態にしています。
模型水線長28.9cm
完全素組
フジミ模型 1/700 航空母艦 瑞鳳
Fujimi 1/700 Aircraft Carrier Zuihou
模型発売年：2014
他メーカーの同型艦模型（発売年）：ハセガワ（1999）
