フジミから建造中断になった、巡洋戦艦天城および同型艦の赤城の模型がでています。
これらの模型は、箱替えですが、天城の箱絵の遠方に描かれた赤城の煙突は、天城とは違い集合煙突になっています。
この設計計画は実在したそうです。長門型戦艦が竣工直後に1番煙突からの煤煙に悩まされ屈曲煙突になったとの同じ設計思想でしょう。
巡洋戦艦天城はキット通りの2本煙突で作製したので、天城の箱絵にある集合煙突に改造ました。この形状は難しいので長門1927の煙突を2本使い集合煙突化しています。
屈曲煙突を取られた長門にキットは竣工直後に改造しています。管理人のポリシーとしてキットは極力無駄にしません。今後、当サイトで紹介予定です。
天城からの変更点はほぼ煙突だけですが、外観に与えるインパクトが大きいので面白い模型にできました。架空艦から更に架空艦に改造するという、当サイトでも珍しい艦艇です。
巡洋戦艦のため高速で、長門同様の40cm砲を10門搭載しているので、実戦でも機動部隊随伴などで活躍できたのではと考えてしまいます。
しかし、実在した巡洋戦艦である英国のフッド、レナウン、ㇾバルス、類似の艦艇の米国アラスカ(大型巡洋艦に類別)は、どれもこれといった活躍はできませんでした。
模型水線間長 35.1cm
集合煙突化、艦橋などを少し改造
フジミ模型 1/700 巡洋戦艦 天城
FUJIMI MOKEI 1/700 Battle Cruiser Amagi
発売年:(2015年)
同一艦の他社模型:無し。そりゃないでしょう。。