艦橋にふき込む煤煙を防ぐために屈曲煙突に改造された時代の戦艦長門です。1927年の設定です。日本海軍の模型は大戦時がほとんどですが、この模型は例外の一つです。
この時代の写真は戦前のため結構残っています。屈曲煙突のインパクトが大きいので、モデラーとして触手が動きます。しかし煙突の形状が難しいのと、艦橋も大戦時とは違うため管理人には改造は無理でした。
2012年にアオシマからこの模型が出たときは、アイテム選択の渋さに感心しました。戦前の模型を盛り上げるためにも売れて欲しい模型です。構造がシンプルなので、大型艦にしては簡単に作製できます。
陸奥にも同形状の時代がありますが、人気の差からこの時代の模型はでていません。かわいそうな気もします。
この時代の長門は三段空母時代の赤城とならんだ有名な写真があります。赤城も作製済みなので、こうした写真も撮影したいです。
上空からの軍港で並んだ状態の撮影なので、周辺ふくめると結構な大ジオラマになりそうですが。
模型水線長 30.5cm
完全素組
アオシマ 1/700 戦艦 長門
Aoshima 1/700 Battleship Nagato
発売年:2012
同一艦の他社模型:この時代の他社模型はなし
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青島文化教材社 1/700 ウォーターラインシリーズ 日本海軍 戦艦 長門 1927
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WL 124 1/700 日本海軍 戦艦 長門 屈曲煙突 1927
空の新表現を試行錯誤中の写真です。綿で再現した雲がイマイチでNGになった方法です。