巡潜乙型改2の伊58です。日本潜水艦の主力の乙型としても最終の艦艇です。
他の同型艦とは異なり回天搭載のスペース確保のため14cm単装砲を装備せずに竣工しました。この時の状態は、タミヤからウオーターライン模型で発売されています。
今回紹介はピットロードから発売された、1945年の状態を再現した模型です。フルハル2隻セットで非常に出来が良い模型です。
これらの写真は昨年度のピットロードコンテストに応募した際に撮影したものです。
最近重視している特殊ゲルを使った写真で、イイ感じで水中の浮遊感をだせたと思います。この手の模型部材でよくある透明硬化樹脂ではないため、模型の位置を自由に動かすことができます。
これを利用して、回天が複数発艦するシーンを表現しています。
実際には発艦間隔はもっと空いていると思いますが、構図を優先しています。他の模型と比べて、回天発艦シーンはどうしてもいろいろ考えてしまいます。
特殊潜航艇も帰還できる確率は非常に低かったですが特攻兵器と、(一応)帰還を前提とした兵器では作製時の感覚が違いますね。
模型水線間長15.4cm
完全素組
この展示法の詳細は超リアル。海中の新表現もごらんください。
容器に入れたところの全体像です。
ちなみに一部の写真は2022年度ピットロードコンテストに挑戦しましたが、残念ながら選外でした。艦艇模型の作りこみのレベルが高すぎ、さすがに素組ではとどきませんでした。
1/700 潜水艦 伊58
Submarine I-58
ピットロード 伊56&58
発売年: 2009
同型艦の他社模型: ウオーターラインモデルでは、タミヤ伊58後期型が相当します。2000年発売