駆逐艦 響(1935) / Destroyer Hibiki

駆逐艦 響 Destroyer Hibiki 1/700 ピットロード PIT-ROAD 駆逐艦 / Destroyer
駆逐艦 響
Destroyer Hibiki
1/700
ピットロード
PIT-ROAD

 日本海軍の艦艇は灰色がベースの艦が多く色のバリエーションを増やすのが難しいです。当サイトでは省力化のため市販缶スプレーで塗装するので、エアブラシのような微妙な色の変更はできません。缶スプレーの種類を変えて工夫している次第です。

その中で、今回紹介の特型駆逐艦III型(暁型)の2番艦の響は開戦前に塗装実験を行っていたため、このようなオリーブ色での塗装例があるそうです。参考文献にも載せた、世界の舷窓からのP7を参考にしました。

 この時期の特型III型は魚雷発射指揮所が独立階層に設置されたため艦橋が大きいです。後にトップヘビーの解消のため、他の駆逐艦同等の大きさに改装されています。

 ヤマシタホビーの特型駆逐艦III型はいずれも開戦直前の1941以降の姿となっています(2020/9現在)。この時期の模型を作るにはピットロードとタミヤの2択となります。

 タミヤ製は1972年発売と古く、当時は画期的でしたが古さを隠せないのでピットロード製を使っています。

 この模型は改装前後両方の艦橋が選択できる優れものです。船体は後発のヤマシタホビー製がベストなので、余裕のある方は艦橋のみピットロード製に載せ替えるのも良いと思います。

 この場合、ピットロードの船体には改装後の艦橋もしくは、ヤマシタホビーの艦橋を載せ変えてIII型を作ると余剰パーツもでません。

駆逐艦 響
Destroyer Hibiki
1/700
ピットロード
PIT-ROAD

模型水線長 16.8cm
マストを金属線に交換

駆逐艦 響
Destroyer Hibiki
1/700
ピットロード
PIT-ROAD
駆逐艦 響
Destroyer Hibiki
1/700
ピットロード
PIT-ROAD
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ピットロード
PIT-ROAD
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1/700
ピットロード
PIT-ROAD
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Destroyer Hibiki
1/700
ピットロード
PIT-ROAD

 資料にはオリーブ色としか書かれていなかったので、手元にあったMrスプレー(クレオス)のオリーブドラブ1(NO.12)を使いました。空気遠近法的にはもうすこし色が薄い方がよい気もします。

 類似艦を作製の場合は、タミヤカラーのオリーブグリーン(AS-14)を試す予定です。塗装色は考証が難しいので雰囲気重視で気軽に作ります。

駆逐艦 響
Destroyer Hibiki
1/700
ピットロード
PIT-ROAD

ピットロード 1/700 駆逐艦 響
PIT-ROAD 1/700 Destroyer Hibiki

発売年:2007年
同型艦の他社模型(発売年):タミヤ(1972)
竣工直後の特型III型はヤマシタホビーからは発売されていません。(2020/10現在)
 ピットロードの響のキットは1945年の状態で、今回紹介のものとは違いますが、必要なパーツは全て含まれているので作製可能です。

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ピットロード 1/700 日本海軍 暁型 特III型 駆逐艦 響 1945 W104

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