愛国丸、報国丸の模型の出来があまりに良く4個も購入したので、模型化はされていない同型艦の護国丸も作りました。
愛国丸、報国丸では有名な迷彩塗装の写真が残っているのに対し護国丸は進水直後と、停泊中の遠景の写真の2枚しか知られていません。
艦橋前後の第2、第3ボストデリックが無く、艦首と艦尾の第1、第4のみ設置とされているので模型に反映し、後は自由に作製しました。
戦時輸送船ビジュアルガイドのP36に作例が載っているのでこれを参考にして艦橋に十字型のマストを追加しています。
迷彩は有無も含めて不明です。こうした場合は迷彩がない事にして、軍艦色一色にするのが楽ではありますが愛国丸、報国丸が特異な迷彩があるので同型艦なら迷彩があった筈だという解釈をしました。
だた、リアリティのある迷彩を一から考えるのは大変なので、大きさが近い他の特設巡洋艦である清澄丸の迷彩パターンを流用しました。
資料がない分好きに作ったという所ですが、本当にあった船のように見せるのが難しい所です。うまくいっているでしょうか。
模型水線長22.0cm
船体改造
ピットロード1/700 特設巡洋艦 愛国丸改造
PIT-ROAD 1/700 Converted Merchant Cruiser Aikoku maru remodeling
発売年:2011
同型艦の他社模型:無し
愛国丸の1944年版(W194)はまだ市場に出回っていますが、入手を急いだ方が良いです。キット内容は同じだと思います。
(2021/10更新)愛国丸1942が再販されました。これを使えば改造可能です。
<Amazon>
ピットロード 1/700 スカイウェーブシリーズ 日本海軍 特設巡洋艦 愛国丸 1941 プラモデル W238
ピットロード 1/700 スカイウェーブシリーズ 日本海軍 特設運送船 愛国丸 1944 プラモデル W194