
球磨型軽巡洋艦の竣工時の状態に改造したものです。ベースキットはタミヤの球磨ですが、竣工時の表現のために、鬼怒から上部ふくらみの無い煙突や主砲設置部の一部を移設してニコイチ的に作製しています。
手がかかる部分としては艦尾の魚雷発射管、および5番砲塔周辺です。魚雷発射管を露天状態に改造し、5番砲塔の台座も艦中央部から独立させています。
あと、艦橋部分も資料に沿って装備品がすくない薄味にして、天蓋をキャンパス張りにしています。これでぐっとクラッシックな雰囲気が出ます。
作製のお供に掲載した軽巡洋艦総ざらいによると、球磨型の5隻(球磨、多摩、北上、大井、木曽)の竣工時の状態はほとんど同じ形状をしています。
管理人は艦艇の時代変化を模型で追うのが好きですが、球磨型の竣工時を1隻作製しておけば、展示会などで各艦艇の初期状態として使えます。
ここで球磨としているのは1番艦に敬意を表してといったところです。

模型水線長 22.5cm
船体改造
マストを金属線に交換






タミヤ 1/700 軽巡洋艦 球磨 (改造)
TAMIYA 1/700 Light Cruiser Kuma
発売年:1973
同一艦の他社模型(発売年):フジミ(2020) 竣工時の模型はでていません。
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タミヤ 1/700 ウォーターラインシリーズ No.316 日本海軍 軽巡洋艦 球磨 プラモデル 31316