軽巡洋艦 球磨 (1942)/ Light Cruiser Kuma

軽巡洋艦 球磨 Light Cruiser Kuma (1942) タミヤ/TAMIYA 1/700 軽巡洋艦 / Light Cruiser
軽巡洋艦 球磨     
 Light Cruiser Kuma (1942)
タミヤ/TAMIYA
1/700

 球磨型軽巡洋艦の1番艦です。1973年にタミヤより発売されましたが、最近発売の模型にも引けを取らないシャープさがあり約半世紀!前の製品とは思えない出来の良いキットです。

 作例ではマストを真鍮線に替えた以外は素組ですが、最新モデルと並べても良く馴染みます。 

 当時の1/700艦艇模型は艦橋の窓をシールで再現するものがほとんどでしたが球磨を含めタミヤ製のモデルは、凹モールドで表現されており精度の面で他社製を上回る出来でした。

 このモデルでは少し墨入れをすると1/700では十分な外観となります。

 球磨は煙突の上部が3本とも膨らんでいるのが外観上の特徴です。このため他の部分を改造し設定時代を替えてもすぐに球磨だと解ります。これを利用して時代設定を変更した模型も作りたくなります。

  フジミ模型より最新モデル(フルハル選択式)が出ていますが、タミヤ精度まずまずで価格も安いので当面、現役勤まると思います。フジミ製との比較も今後していきたいです。

 水上機運用作業台はフジミ製は拡張されたタイプになっているようです。

軽巡洋艦 球磨     
 Light Cruiser Kuma (1942)
タミヤ/TAMIYA
1/700

模型水線長 22.5cm
マストを金属線に交換

軽巡洋艦 球磨     
 Light Cruiser Kuma (1942)
タミヤ/TAMIYA
1/700
軽巡洋艦 球磨     
 Light Cruiser Kuma (1942)
タミヤ/TAMIYA
1/700
軽巡洋艦 球磨     
 Light Cruiser Kuma (1942)
タミヤ/TAMIYA
1/700
軽巡洋艦 球磨     
 Light Cruiser Kuma (1942)
タミヤ/TAMIYA
1/700

 作製のお供(資料紹介)で紹介の帝国海軍軽巡洋艦総ざらいによると、この時代の球磨にはカタパルトの左舷側に水上機運用の作業台が拡張されていましたが、このモデルでは再現されていません。

 モデルでは竣工時の形状です。模型作製時はこの情報を知る前で未修整でした。これから作製の方は0.5mmプラバンなどで修正すると良いでしょう。

軽巡洋艦 球磨     
 Light Cruiser Kuma (1942)
タミヤ/TAMIYA
1/700
軽巡洋艦 球磨     
 Light Cruiser Kuma (1942)
タミヤ/TAMIYA
1/700

タミヤ 1/700 軽巡洋艦 球磨 NO.316
TAMIYA 1/700 Light Cruiser Kuma

発売年:1973
同一艦の他社模型(発売年):フジミ(2020)

 フジミの最新作は 艦NEXT ブランドのフルハル(艦底部品付き)、非接着、塗装済みを前提とした模型です。フルハル部品付きで、多色成型分お値段が張りますが最新作のため精密度は高いです。

 同型艦多摩の作例は、艦NEXTレビュー2(多摩)をご覧ください。

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