すでに紹介の伊53に艦底をつけて情景写真(ギャラリー)に仕立てたものです。2週間前に紹介の伊41の写真の中に同じ方法で撮影したものを発表済みです。
水を加えるとゲル(ゼリー)状になる材料を用い、その中に模型を保持する方法です。この材料は白色光を当てると特殊な光散乱を起こし青っぽくなる上、スポットで強い光を当てると光路も現れます。
これら光散乱がどのように起きているかなど興味ある所です(一応技術者なもので。現時点ではレイリー散乱(空が青い原因)と考察しています。)。
一般に水表現に用いられる透明硬化樹脂とは本質的に違う材料です。色々メリットありますが、モデラー目線で一番良いのは、失敗しにくいことです。
硬化樹脂だと硬化不良になったり、多数の気泡が混入すると最悪”模型全損”になりますが、この方法では泡除去や位置変更も簡単で模型をダメにすることはまずないです。
あまり他では見ない手法なので、サイトでの反応をみつつ(好評ならばですが)方法を紹介していきたいです。CGでは無い事は保証します。
模型長 15.4cm
複数模型の組み合わせ(詳細下記)
2022/4写真を更新。この展示法の詳細は海中の新表現法もごらんください。
船体上部、Upper half of Hull
タミヤ 1/700 潜水艦 伊58改造 伊53(1944)
TAMIYA 1/700 Submarine I-58 remodeling into I-53
艦底部分、Full-Hull parts
アオシマ 1/700 潜水艦 伊19
Aoshima 1/700 Submarine I-19
特三式内火艇、Amphibious Tank Type3 (KA-CHI)
ピットロード 1/700 本土防空戦
PIT-ROAD 1/700 Battle of Japan
発売年:2000
同型艦の他社模型(発売年):ピットロード(2009)伊56&58
ピットロード版はフルハルモデルです。これも甲乙つけがたい良い出来で、ウオーターラインにしたいのか、フルハルにしたいのかで選択するのが吉です。
今回の模型にするのであれば、ピットロード版を購入した方が良いかもしれません。ただし、回天(魚雷型特攻兵器)の取り付け部分を切り取り、うまく処理する必要あります。
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タミヤ 1/700 ウォーターラインシリーズ No.435 日本海軍 潜水艦 伊-58後期型 プラモデル 31435
青島文化教材社 1/700 ウォーターラインシリーズ No.459 日本海軍潜水艦 伊19 プラモデル
ピットロード 1/700 本土防空戦
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1/700 ウォーターライン 日本潜水艦 伊-58 後期型 【31435】 タミヤ
【再生産】1/700 ウォーターライン No.459 日本海軍潜水艦 伊19【52082】 プラモデル アオシマ
1/700 本土防空戦【S37】 ピットロード