潜水艦 伊7(1943)/ Submarine I-7

潜水艦 伊7 Submarine I-7 1/700 タミヤ TAMIYA 潜水艦 / Submarine
潜水艦 伊7
Submarine I-7
1/700
タミヤ
TAMIYA

 私が所属する模型クラブ(ミリオンウイングス)の展示会用に作製した模型です。巡潜III型に属し、通常版のインジェクションキットはないです。

 唯一の同型艦は大戦中にドイツへの往復に成功した伊8です。そのため、伊8の方が圧倒的に有名です。

 しかし、今回あえて伊7としたのは、本艦がキスカ撤退作の第一次作戦に参加していたためです。

 この時期には米軍は小型艦艇にも射撃用のレーダーを搭載しており、伊7は往路にレーダー射撃により損傷を受け沈航できなくなり、復路に再度レーダ射撃による一方的な攻撃を受け座礁、放棄されました。

北方作戦では霧のため有視界距離が短くレーダーの有無の影響が大きかったようです。

 伊7含めて潜水艦の損傷、喪失が相次いだため、霧に紛れて水上艦艇により将兵を撤収する第二次作戦が立案されました。キスカ撤退作戦としては成功した第二次作戦が有名です。

 伊7.8は潜水母艦大鯨の初期限定キットにオマケとして入っていました。しかしすでに市場にはなく、巡潜III型だけのキットも出ていません。そのためこの模型ではタミヤの伊16,58のセットから改造しました。

 伊16をベースに、艦首側に14cm単装砲を束ねた連装砲を付け、艦尾側に伊58用のカタパルトと、航空機収納用のハッチをプラパンでつくれば完成です。艦底部はピットロードの伊58を使いました。サイズはほぼ合います。

 カタパルトが後ろ向きに設置された艦艇は伊5(巡潜I型改),伊6(巡潜II)だけです。これらも伊7よりも小型なので、適当に作ってもそれらしくはなります。

 カタパルトがとられた伊58が残りますが、これは改造の使い道に困るケースです。

潜水艦 伊7
Submarine I-7
1/700
タミヤ
TAMIYA

模型水線間長15.4cm
船体改造、ニコイチでフルハル化

潜水艦 伊7
Submarine I-7
1/700
タミヤ
TAMIYA
潜水艦 伊7
Submarine I-7
1/700
タミヤ
TAMIYA
潜水艦 伊7
Submarine I-7
1/700
タミヤ
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潜水艦 伊7
Submarine I-7
1/700
タミヤ
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 例のごとく、特殊粘土ゲル、アクニスを使っています。超リアル海中の新表現もご覧ください。

潜水艦 伊7
Submarine I-7
1/700
タミヤ
TAMIYA
潜水艦 伊7
Submarine I-7
1/700
タミヤ
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船体上部
タミヤ 1/700 潜水艦 伊16&伊58
Tamiya 1/700 Submarine I-16&I-58

艦底
ピットロード 1/700 潜水艦  伊56&58
PIT-ROAD 1/700 Submarine I-56&I-58

タミヤ 伊16&伊58 発売年:1972
ピットロード 伊56&58 発売年: 2009
同型艦の他社模型:無し。アオシマの潜水母艦大鯨に限定版がついていましたが、管理人も持っていません。

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タミヤ 1/700 ウォーターラインシリーズ NO.453 日本海軍 潜水艦 伊-16&伊-58 プラモデル
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