アオシマの屈曲煙突時代の長門(長門1927)の煙突を交換して竣工直後にしたものです。
竣工時ではなく竣工直後としたのは、竣工時には艦側面全体に防雷網用のバーが設置されていたためです。本サイト紹介の模型ではでは巡洋戦艦金剛1914に似た例があります。
設置も考えましたが結局やめました。こうした部品は定間隔でキッチリ配置しないと模型の見栄えが悪くなります。管理人のウデではそうなる可能性大だからです。
作製のお供(資料紹介)の戦艦総ざらいシリーズによると長門が防雷網を設置していたのは僅かな期間で、2番艦の陸奥では竣工時から設置なしとありました。
防雷網は速度への悪影響が大きく戦艦では長門が最後の搭載艦艇でした。
屈曲煙突を取り除いた跡に設置する直管型の煙突を確保できれば、キットがあるも同然です。
先行して作製した屈曲煙突版から少し艦橋などを簡略化して完成です。
完成すると、第一煙突と艦橋との距離感がよくわかります。これではよほど高速航行していないと、煤煙の影響をうけそうです。
煤煙の影響が大きく、陸奥とともに第一煙突の艦橋側に整流用のキャップをつけるなど試行錯誤をしましたが、改善できませんでした。
屈曲煙突化によりやっと煤煙問題は解決したそうです。
模型水線長 30.5cm
一番煙突とその周辺を改造
アオシマ 1/700 戦艦 長門改造
Aoshima 1/700 Battleship Nagato(remodeling)
発売年:2012
同一艦の他社模型:この時代の他社模型はなし
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青島文化教材社 1/700 ウォーターラインシリーズ 日本海軍 戦艦 長門 1927
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WL 124 1/700 日本海軍 戦艦 長門 屈曲煙突 1927