秋津洲改と同じ、護衛水上機母艦とのコンセプトで作ったものです。使用した模型はアオシマの鹿島(香取型2番艦)です。
鹿島は香取型の中では唯一大戦末期仕様なので、このような改造ベースとしては都合が良いです。香取や、香椎を使うと前マストに電探を載せるなどの改造が増えます。
ベースキットの後部艦橋を設置せずに、アオシマの水上機母艦君川丸の飛行甲板を載せただけです。
香取型は練習巡洋艦として外交も担ったため、見た目の恰好良さも求められました。そのため、威風堂々と見せるため艦橋が高かったですが、水上機母艦では高さは不要です。
そのため艦橋の一番下の部品を使わずに敢えて艦橋の背を低くしています。
これらの改造により、架空艦にも関わらず、元キットの2/3程度の手間で作製できました。
商船型の安価な建造費の艦艇で水上偵察機6機を交代で運用することで、この1隻で昼間は常時船団の上空を擁護できるとの想定です。
これは結構マジメな構想で作製しました。本当に有効な艦になった可能性あるのですが、類似模型を見ないのは、護衛用途のジミ艦だからでしょうか。
模型水線間長18.6cm
改造点 : 艦尾側に航空機用の甲板を設置、艦橋の高さを低減
想定時期:1944
アオシマ 1/700 軽巡洋艦 鹿島 改造 架空水上機母艦香取改
Aoshima 1/700 Light Cruiser Kashima remodeling into Fiction Seaplane Teneder Katori-kai
発売年:2011
同型艦の他社模型:無し
後方は同じコンセプトの架空艦(秋津洲改)です。