2023年のミリオンウイングス（管理人が所属の模型サークル）模型展の際にアリューシャン攻略作戦時(1942年夏)の響（特型III）として作製したものです。しかしここでは同型艦の暁として紹介します。
響は本HPではすでに1935年時の緑色塗装をした例を紹介ずみです。また、これ以外にもキスカ撤退作戦に参加した艦尾に大発（小型揚陸艇）の搭載状例も作製ずみです。
そのため、これも響として紹介すると同一艦艇で3種（時期）となる一方、同型艦の暁は作例がゼロになります。艦歴紹介の点からも、いろいろな艦艇を挙げた方がよいと考えています。
暁は1942年11月の第三次ソロモン海戦で米艦隊からの集中攻撃で撃沈されました。その直前までの行動記録はまさに、日米艦隊が入り乱れた戦いでした。そのさなかで敵輸送船の撃沈も記録しています。
Wikiによると、第三次ソロモン海戦では艦隊の先頭に位置した状態で出会い頭的に米艦隊に遭遇し、攻撃を受け短時間で撃沈されたそうです。しかし幸い生存者がおり沈没の過程はある程度分かっているようです。
この経緯のため同海戦で撃沈された綾波、夕立に比べて知名度が低いことが分かりました。また、響は大戦を生き残った幸運艦なこともあり、響と比べても知名度が低いです。
暁として紹介することで管理人も艦歴を知ることができました。ＨＰを運営していてよかったと感じることの一つです。
模型水線長 16.5cm
完全素組
ヤマシタホビー 1/700 駆逐艦 響（暁として紹介）
YAMASHITA HOBBY 1/700 Destroyer Hibiki (introduced as Akatuski)
発売年：2017
同型艦の他社模型（発売年）：実はこの状態の他社模型はなさそうです。タミヤのキットは1930年代の艦橋が大型の状態が模型化されています。
ピットロード、ヤマシタホビーとも同型艦の雷、電は2番砲塔を撤去し、機関砲を増設した1944以降の姿が模型化されています。
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ヤマシタホビー 1/700 艦艇模型シリーズ 特型駆逐艦 響
