航空母艦 翔鶴（1944）/ Aircraft Carrier Shoukaku

航空母艦翔鶴
Aircraft Carrier Shoukau
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フジミ模型
Fujimi

　翔鶴型空母の１番艦です。翔鶴型空母の完成により米国との開戦に踏み切ったといわれる程、重要な艦です。

　中型空母である飛龍、蒼龍や準同型の雲龍型が全長約227ｍ、搭載機数常用54-57機に比べると全長257ｍ、搭載機数常用72機と機動部隊の要でした。

　今回紹介のはフジミ（2016発売）の翔鶴です。フジミのラインアップには主力空母が網羅されているので、統一性の面からも多く作っています。私が購入した模型は1942年か1944年を選べるコンパチキットですが相違点は少ないです。

　1944年版では艦首、艦尾機銃が追加され、艦橋上に高射装置のかわりにレーダーが搭載された程度です。竣工当時から完成度が高く、改造の余地が少なかったことが伺えます。

　搭載機が多いのが特徴なのでがんばって数を揃えました。零戦52型、彗星（艦爆）、天山（艦攻）を搭載しましたが、キット同封数だけでは全然足りないのでフジミの別売りキットも使っています。

　透明成型なのでこれを活かし透明なキャノピー（風防）にしています。一つの工程でたくさんの機数を作るのが効率化のコツですが、この工程も今後紹介していきたいです。

　翔鶴型は大型な割には艦橋が小さいため、艦載機が搭載されていないと巨大まな板のようになってしまいます。艦載機を多数搭載するのが格好良い模型に仕上げるポイントです。

　同型艦の瑞鶴はレイテ沖海戦時の1944年末の迷彩状態で作製しています。こちらは搭載機不足でまだアップできる状況にはないです。迷彩空母の塗装法については、サクサク塗装術（迷彩空母）もご覧ください。