川崎型タンカーではありませんがこのキットを使って改造したものです。川崎型以外の1万トン級タンカーは音羽山丸含めて6隻ありますが、wikiによると船体自体は川崎型と同一なので艦橋や煙突周辺の改造のみで何とかなります。
作製のお供で紹介の戦時輸送船ビジュアルガイドP64の作例を参考にしています。
戦時中の大型タンカーでは唯一陸軍に徴用されたため、野戦高射砲を艦首に装備し緑色系迷彩なのが特徴です。野戦高射砲とその設置台は日本陸軍輸送船崎戸丸のパーツを流用しています。
船体色含めて、他のタンカーにはない特徴が多い割には、簡単な改造で作れるのでコレクションに加えたい一隻です。
音羽山丸が撃沈されたのは1944/12です。南方からの資源輸送のほぼ最後の船団で、大戦を通じて輸送に活躍した船でした。戦後間もない1952年には2代目音羽山丸が竣工しています。
最後となった船団で同行したタンカーの中には戦時標準船タイプの橋立丸もありました。
模型水線長 20.5cm
船体改造
フジミ模型 1/700 特設給油艦 東亜丸 改造 音羽山丸 特16
Fujimi mokei 1/700 Converted Merchant Tanker Toa maru remodeling into Otowasan maru
同一艦のキット:無し。このキットがインジェクションキットででることはまずないでしょう。
川崎型タンカーの特11-特17まで、説明書は違いますがキット内容は同じです。安価なキットを選ぶのも手です。
<Amzon>
フジミ模型 1/700 特シリーズ No.16 日本海軍特設給油艦 東亜丸/神国丸 プラモデル 特16
フジミ模型 1/700 特シリーズ No.43 日本陸軍輸送艦 佐渡丸/崎戸丸 プラモデル 特43
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フジミ 1/700 日本海軍特設給油艦 東亞丸/神國丸 (選択可能) (シーウェイモデル特 No.16)
フジミ模型 1/700 特シリーズ No.43 日本陸軍輸送艦 佐渡丸/崎戸丸 プラモデル 特43