駆逐艦 雪風（1945）/ Destroyer Yukikaze

　フジミの艦ＮＥＸＴ（ウオーターライン、フルハル選択式模型）２隻セット（雪風、磯風）での雪風です。

　今回は中段の写真のように粘土ゲル（アクニス）でジオラマ風使いたいためフルハルで作製しました。また、他の紹介済みキットとは違い、砲塔、魚雷発射管を左舷に向けた状態です。

　ガンプラなどでおなじみの塗装/接着不要はめ込み式を艦艇に取り入れた模型です。接着不要な一方、はめ込むときに力がかかるため、細かい部品への対応は難しいです。

　そのためマストが太いです。しかし、組立が楽でマスト以外はパーツ精度、モールドもまずますです。

　マストはよほど出来が良いキットでない限り管理人は金属線（最近はピアノ線）に交換します。

　このキットのように大戦後期の駆逐艦ではの前マストは上部のみ交換するので簡単な処理で済みます。

　艦NEXTの多摩では甲板上の通風塔なども別パーツになっており、老眼ギミの管理人は組立て（はめ込み）に難儀しましたが、雪風ではそのような部品がなく改善されていました。

　25mm単装機銃と防弾版は接着フリーでは対応できずに通常の模型と同じ仕様です。ここまで機銃を増設した状態は1945年4月の坊の岬沖海戦時（大和特攻）だとおもいます。

　本サイトではすでにフジミのウオーターラインキットを磯風として紹介済みです。浜風もすでに作製ずみ紹介待ちなので、雪風にしています。