架空艦で先に紹介済みの海防艦鵜来改1と武装は同じ(対潜噴進砲装備)ですが、機関をディーゼルからタービンに変更した架空艦です。
兵装が同一の艦艇を2種類の機関で建造することは、海防艦丁型と丙型や、2等輸送艦の101型と、103型でも行われています。
1種類の機関を用いるよりも製造数を増やすためです。同じ海防艦で出来ていることなので鵜来型でも可能であったと考えて、鵜来改1をタービン搭載型に変更したものです。
外観の違いは煙突なので、本来の鵜来型に搭載のディーゼル用の小型の煙突を撤去し、タービン用の大型のものをセットし、これに伴い、探照灯の配置を変えただけです。
両方の機関が並列してるのは、一長一短があるためです。タービンは高速だが、燃料消費が多い、ディーゼルはこの逆です。
海防艦では航続距離が大きいディーゼルの方が適していますが、海防艦は速度が遅く、浮上航行の米潜水艦に追いつけない問題があったそうです。
タービン型の鵜来型には生産数アップ以外にも、高速により敵潜を遠くまで追い払う(うまくすれば撃沈する)ことができたと妄想しています。
実在の鵜来型(ディーゼル機関)よりも、この架空艦の方が実在しそうに見えないですかね。
模型水線間長 10.7cm
マストを金属線に交換
武装:12cm連装高角砲1門、同単装1門、対潜噴進砲2基、爆雷投射器(K砲)16基、3連装機銃2基、単装機銃4基
機関 : 蒸気タービン
想定時期:1944
ピットロード 1/700 海防艦 鵜来型 改造 架空海防艦 鵜来型 改1
PIT-ROAD 1/700 Escort Ukuru type remodeling into Fiction Escort Ukuru-kai1
発売年:2000(ベースキット、海防艦鵜来型)
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