具体的なオススメ模型
模型はいろいろな楽しみ方ありますが、管理人は素組で高精度にできる模型が好みです。この観点からの選択になっていることご了承ください。
戦艦部門
フジミ 扶桑、山城
フジミの戦艦はどれも傑作なのですが、中でも扶桑、山城は複雑な艦橋をうまく表現しており特におすすめです。とても1/700には見えないです。
空母部門
フジミ 赤城、 加賀
船体側面（乾舷）が高く複雑な形状をしていますが、左右分割パーツのおかげで２パーツで大まかな形を作れます。精密な割には作りやすい模型です。
重巡洋艦部門
フジミ 高雄型
発売直後に見たときは精密度にド肝をぬかれました。今はこのレベルが標準になりつつありますが。煙突横の管類が別パーツになり立体感が増したのもこの頃からだと思います。
軽巡洋艦部門
このあたりからフジミオンリーではなくなってきます。
5500t型
アオシマ 那珂型
４本煙突の特徴が良くでており、煙突の太さなどのシルエットバランスが良いです。時代ごとの変遷が面白い模型なのでベースキットとしても有用です
タミヤ 阿武隈
同社から出ている他の5500t型よりも後の開発のため精度が高いです。組みやすさも優れています。真珠湾攻撃時や、キスカ撤退作戦などで有名なため時代のバリエーションも出しやすいです。
5500t型以外
ピットロード 夕張
最新の超高精細模型です。作製にはやや手間がかかりますがそれを補ってあまりある出来で完成します。時代バリエーション変更を前提としたパーツ割になっており、最終時の模型も発売予定です。管理人も購入予定です。
ハセガワ 天龍、龍田
ハセガワの艦艇模型は高精細ではあるがあっさり目でこのサイズの模型に合っています。たとえればフジミが濃厚とんこつとすると、あっさり上品系の醤油ラーメンいった所でしょうか。甲板モールドパターンなどの２艦の細かい違いも表現しており面白い模型です。
駆逐艦部門
おすすめNO.1はヤマシタホビーの駆逐艦群です。現在（2022/4現在）は発売順に特型、 睦月、 松型、 橘型（改松型）がでていますがいずれもハズレなしです。
特型での個別艦艇の違いや、松型、橘型の微妙な船体ラインの違いも再現されている上、ウオーターライン模型の弱点の船体の反り（そり）、ゆがみ対策も考慮されたパーツとなっている点も高ポイントです。
ピットロード 島風
ピットロードは古くから駆逐艦より小さい小艦艇を積極的にリリースしてくれています。その中で島風は解像度が高い割にはオーバーな表現が無く、バランスが素晴らしいです。2010以降の同社模型は一皮むけたような進化があり、この模型もその一つです。
ハセガワ 夕雲型
軽巡洋艦の天竜型でも紹介の通り、同社の模型設計スタンスは小艦艇との適性が良い気がします。艦橋の流線形の感じも良いです。同社の朝潮型も良い模型ですが管理人の好みで夕雲型を紹介しました。
フジミ 秋月、照月セット
同社特有の高精細ではあるのですが、陽炎型ほどコテコテ感が無く作製しやすいです。艦橋、主砲のシルエットが恰好よくいろんな意味でバランスの良いキットだと思います。
特設艦艇部門
この部門ではピットロードの愛国丸型がピカイチです。精細さと組みて易さのバランスに優れます。愛国丸、 報国丸として模型化されていますが、両艦艇とも迷彩塗装でも有名なため知名度も高いです。管理人は出来の良さに感動のあまり４隻購入しています。
つづく