
アオシマの那珂は艦これモデルをもっていましたが、格安中品を見つけたのでまた購入してしまいました。最新模型を中古で買えてラッキーでした。
基本状態は開戦直後(1942)なので、購入品は1944としました。1944ではレーダー(22号電探)設置、5番14cm単装砲を12.7cm高角砲に換装と1942とは違いを出せます。
大戦末期まで残存し主砲を12.7cm高角砲に換装したのは川内型では那珂だけです。
一般の5500t軽巡では高角砲は艦尾(7番砲塔の位置)に設置されています。これは射界を広くとるためでしょうが、那珂では艦中央部の5番砲塔に高角砲が設置されています。
なぜ前後に遮蔽物がある位置に設置したのか謎でした。しかし組み立ててみると6番、7番主砲にはカタパルトが覆いかぶさり、高さがある高角砲は設置できないと判りました。
また、他の5500t型では高角砲設置のために14cm砲を2門撤去していますが、本艦は1門撤去だけです。実際に作ってみるとその艦艇の特徴が良くわかる例だと思います。
那珂型は試行錯誤の上でこのカタパルト配置にしたのですが、対空兵装装備までは設計時に予測できかったのだと思います。

模型水線間長22.9cm
マストを金属線に交換
カタパルトをエッチングパーツに交換







アオシマ 1/700 軽巡洋艦 那珂
Aoshima 1/700 Light Cruiser Naka
発売年:2008
同型艦の他社模型:フジミ(1973)
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青島文化教材社 1/700 ウォーターラインシリーズ No.352 日本海軍 軽巡洋艦 那珂
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