
二等駆逐艦(楡型)を改造した哨戒艦です。本HPではストレート組立、大戦末期状態(朝顔)、哨戒艦状態の3種類を紹介ずみです。これで4隻目になります。
機関、兵装を減らしただけの哨戒艦は、哨戒艦31号として紹介しました。そのページでも艦尾にスロープをつけた状態があること言及ずみですが、今回その状態を作製しました。
この場合は、艦尾にスロープを付ける改造を行います。船体左右均等にスロープ化するのはむずかしいです。管理人は 船体を横倒しにした状態から模型用の精密ノコギリで斜めに切り落とし、その開口部をプラ板でふさぎました。
その後、艦尾側の構造物を取り除き平坦部を広げ、大発が載せられるスペースを作りました。これ以外に大きな改造はないです。
作製のお供(資料紹介)日本海軍小艦艇ビジュアルガイド(護衛艦編)によると、この模型の船体は実際よりも若干短いらしいです。このためか大発を載せるスペースがギリギリでした。
この状態での写真は極めて少なく、小艦艇ビジュアルガイドには潜水艦の攻撃を受け沈みつつある逆光の写真が掲載されています。
このように資料が少ないのでそれっぽく作ればOKという気楽さはあります。

模型水線間長 12.0cm
船体改造、マストを金属線に交換






ハセガワ 1/700 駆逐艦 楡 より改造
Hasegawa 1/700 Destroyer Nire Remodeling into Patrol boat NO.39
発売年:1995
同型艦の他社模型:無し

情景写真風にしました。撮影、写真加工方法は情景写真への道1(停泊水上艦)をご覧ください。小型艦ではリアルに見せるための難易度が上がります。
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現在、準同型艦若竹ともに新品はネット販売では見当たらず、中古販売のみのようです。(25/4)