長門のBAです。今回は、竣工時直後の1921と屈曲煙突に改装後の1927という、大戦前の状態での紹介です。竣工直後は模型化されていませんが1921の前部煙突を交換すると簡単に作れます。
艦艇の識別に煙突の形状、本数が使われている通り煙突は目立ちます。そのためこれを変更するだけで大分イメージが異なりビフォアーアフターとして成立します。
ただ、これだけだと違いが少ないので1921版には艦載機を載せないなどの細かい差別化を図っています。
さらに差別化したい場合には水雷防御網の設置用の桁の設置が良いです。これは金剛1914の船体側面にある棒のような装置です。長門の竣工時には設置されていましたがすぐに撤去されました。
使い方を調べると停泊時にこれを展開し、先端に鎖的なものをぶら下げ、魚雷を防止する装置のようです。しかし、展開に手間がかかるし重量への影響も大きそうです。
2番艦の陸奥には竣工時から設置されていなかったので1920年前後になくても良いとの結論に至ったようです。
長門については、1944のレイテ沖海戦時の状態はすでにアップ済みで、他には開戦時の模型も積んでいます。開戦時状態ができた時点で長門BA第二弾も紹介予定です。
模型水線長 30.5cm
アオシマ 1/700 戦艦 長門改造
Aoshima 1/700 Battleship Nagato
発売年:2012
同一艦の他社模型:この時代の他社模型はなし
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青島文化教材社 1/700 ウォーターラインシリーズ 日本海軍 戦艦 長門 1927
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WL 124 1/700 日本海軍 戦艦 長門 屈曲煙突 1927