長良型軽巡洋艦の5番艦です。これはフジミがウオーターラインシリーズ脱退直後にタミヤが穴埋めで出した模型です。発売が1995年と古いですが、現時点(2024年)では鬼怒の最新モデルです。
部品点数も少なくすぐに完成します。サクサク作れる塗装術で紹介の長良と同型艦なので、ほぼ同じ手順で作製、塗装が可能です。
また、キットが出ていない同型艦由良のベースとしても有用です。キャラものとして蒼き鋼のアルペジオの由良は出ていますが、このキットにも鬼怒が使われています。
他の長良型からは艦橋などが別パーツになっています。鬼怒の特徴として98式水上偵察機が付属しています。これは夜間偵察専門の水上偵察機で総生産数17機のレアな機体です。
本機が搭載された艦も少なく(連合艦隊で定数4)、大きな差別化ポイントになります。当然本作例でも載せています。
鬼怒の煙突には3本とも雨よけ用のふくらみがないため、竣工時の長良型各艦に改造しやすいなどベースキットとして有用です。そのため、管理人は5隻以上購入していると思います。
しかし、サイト開設4年以上経過後も鬼怒自体は未紹介と最近気づき、紹介に至った次第です。作製自体は古く初期(2020/5)の記事である<展示台でワンランクup>のページにも登場しています。
模型水線長 22.5cm
マストを金属線に交換
タミヤ 1/700 軽巡洋艦 鬼怒(1942)
TAMIYA 1/700 Light Cruiser Kinu
発売年:1995年
同型艦の他社模型:なし