空母鳳翔の竣工直後の姿です。箱絵は1922年末の全力公試中の有名な写真を絵にしたものです。
すでに紹介の鳳翔1942と同じくフジミのキットですが、こちらは2000年発売のやや古いキットです。
フジミはウオーターラインシリーズ脱退後、シーウエイシリーズという独自ブランドで模型を販売していた時期がありますが、その時のものです。
そのため、後発（2016年発売）の鳳翔1942や1944と比べてモールド密度が低く見劣りします。
古い時代の艦艇は舷窓が多い傾向にありますが、このキットでは全く表現されていません。小型艦艇では気になりませんが空母では目立ちます。そのため、今回は船体パーツを鳳翔1942から移植しました。
類似の艦艇がなく、一目見て竣工時の鳳翔とわかるのでコレクション内で目立ちます。また、資料が少ない空母の中では例外的に残された写真が多く、マニアには手の入れ甲斐がある艦艇だと思います。
古いキットですが、特徴がある煙突は構成パーツ数が多く雰囲気がよいです。
艦橋は露天型でキャンバス式の簡易屋根がついています。この模型ではその状態を再現していますが、キャンバスの設置位置はもうすこし低い方がよかったです。
最大の問題は、絶番キットでほぼ市場にないことです。管理人は中古屋で販売していたのを入手できました。そのため、もし中古店で見つたら即ゲットをお勧めします。
模型水線長25.2cm
船体を他キットから転用
フジミ模型 1/700 航空母艦 鳳翔
Fujimi 1/700 Aircraft Carrier Hosho
発売年：2000
同型艦の他社模型（発売年）： 無し。エポックメイキングな艦艇なので古いキットだけなのはさみしい感じがします。
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フジミ模型 1/700 航空母艦 鳳翔
