初春駆逐艦の2番艦子日です。これは竣工直後の状態ではありますが竣工時ではありません。
竣工時の状態は初春1933に紹介しています。今回の状態と初春1933との違いは艦尾マスト直前にある3番発射管、次発発射装置がないことです。
竣工直後にあまりのトップヘビーのため、復元性が極めて悪いことが判明しました。(外観そのままですが)これに伴いバルジの設置とともに、子日では3番発射管を急遽撤去したそうです。
初春は竣工直後の3番発射管がある状態で紹介済みなので、子日は撤去後の状態を選択しました。
これにともない次発発射装置に干渉していた後部測距儀や、後部マストをそれらしく修正しています。ここは資料がないので想像を含んでいます。
竣工直後にくらべるとだいぶんマシに見えます。このままでもありだとは思うのですが、まだ復元性が不十分でした。
そのため、艦尾側に単装砲を移した形状に再改装されて大戦に参加しています。
模型水線間長 15.3cm
後部マストを金属線に交換
アオシマ 1/700 駆逐艦 子日
Aoshima 1/700 Destroyer Nenohi
発売年:2011
同一艦の他社模型:1933の竣工時は無し