
大鷹型3番艦の商船を改造小型空母です。本HPで紹介済みの新田丸の改造後の姿です。
同型艦の日本郵船の商船3隻(八幡丸、春日丸、新田丸)の内、新田丸のみは大戦初期に輸送船として活動後、1942年から空母への改装工事に入りました。
そのため、先行して完成した二隻(大鷹、雲鷹)とは異なる部分が多いです。特に対空兵装は、前の二隻が旧式の12cm単装砲搭載で竣工したのに対し、正規空母同様の12.7cm連装砲を搭載して竣工しています。
キットではそれが再現されておらず、12cm単装砲搭載の指示になっています。しかし、設計図の艦艇の説明欄には先行二隻との兵装の違いについて触れられています。
つまり、武装の設定ミスはなんと確信犯でした。1980年代のキットなのでキットが出だけよしの時代でした。
船体側面の航空機格納庫を設置した際のつなぎ目をパテて埋める作業や、飛行甲板の凸モールドをすべて削りおとす操作は、最近作った雲鷹と同じです。雲鷹を作って間もないのでスムーズに進みました。
冲鷹と言えば、まだらの迷彩塗装が施された屠龍を飛行甲板に満載した米軍撮影の航空写真が有名です。陸軍機は輸送以外で空母に搭載されないので冲鷹では外せないシーンです。
本土防空戦(ピットロード)に1箱につき3機入っている屠龍欲しさで計7箱購入して21機確保しました。高くつきました。
これにより、信濃の紫電改や、雲鷹の月光も21機体制にできました。空母には航空機をたくさん搭載すると盛り上がります。
大量にストックしたB29はとある活用方法を思いつき、現在鋭意企画中です。

模型水線長 23.9cm
飛行甲板修正、武装変更他










アオシマ 1/700 航空母艦 冲鷹
Aoshima 1/700 Aircraft Carrier Chuyo
発売年:1982
同一艦の他社模型(発売年):無し
アマゾン、楽天とも大鷹型は品切れになってはいますが、定番キットなので一定期間で再販されています。実売2000円以下で買えるのでプレミアム品はつかまない方が良いです。
<楽天>
1/700 本土防空戦 【S37】 (プラモデル)おもちゃ プラモデル