
ビフォア-アフタ-では初の駆逐艦です。駆逐艦では1944年以降、艦尾側の主砲を三連装機関砲に換装する改造例が多いです。しかし、外観差は小さく地味ではあります。
その中で初春型の初春、子日(ねのひ)の竣工時(ビフォアー)と改造後(アフター)は、大戦に参加した駆逐艦の中で変化がもっとも大きく紹介しがいがあります。
ビフォアー状態1933で目立つのが艦首側の主砲と艦尾側の魚雷発射管の背負い式の配置です。これにより超重武装になっています。
しかし、明らかなトップヘビーのため復元性が悪く、僅かな期間でアフター状態1941に改造されました。この改造により<普通に>航行できる駆逐艦になりました。
改造後は魚雷発射管と次発発射装置が各1基減ったことにより、トップヘビーの原因の武装配置が解消され、安定感が増しました。同様な武装配置は白露型に受け継がれています。
実用性がなく短期間で改造された状態がインジェクションキットになった理由は、外観的には強そうだからだと思います。
管理人もつい初春、子日を2隻とも作ってしまいました。子日も本編で紹介予定です。

模型水線間長 15.3cm






アオシマ 1/700 駆逐艦 初春
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