
潜水母艦大鯨が空母に改造された後の姿です。空母改造直後は飛行甲板も短く迷彩なかったですが、大戦末期にはここで紹介のような独特な迷彩されていたそうです。
空母の迷彩の塗装方法については、サクサク塗装(迷彩空母)を参照ください。
大戦末期の不鮮明な写真を見たところ、迷彩はありそうでしたが、パターンまではわかりませんでした。
しかし、どの資料をみてもここで紹介した迷彩が出てきます。おそらく同じ資料からの孫引きだとおもいます。
雲龍型空母や、瑞鳳とも違うパターンです。真偽のほどはわかりませんが他に資料があるわけではないのでその図にそって作製しました。
龍鳳はマリアナ沖海戦時にのみ当初想定の艦隊型空母として活動しましたが、それ以外は輸送、船団護衛に従事しました。より小型の瑞鳳、祥鳳に比べると地味です。
この文を書く際に、龍鳳の艦歴を調べたのですが、艦隊型空母として参戦したマリアナ沖海戦時には改造前の短甲板状態だったようです。

模型水線長30.3cm
完全素組








フジミ模型 1/700 航空母艦 龍鳳
Fujimi 1/700 Aircraft Carrier Ryuhou
模型発売年:2012
他メーカーの同型艦模型(発売年):ピットロード(2009)
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フジミ模型 1/700 特シリーズ No.87 日本海軍航空母艦 瑞鳳 昭和19年 プラモデル 特87
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フジミ 1/700 特87 日本海軍航空母艦 瑞鳳 昭和19年

準同型艦で迷彩塗装が有名な瑞鳳と並べてみました。全長の差がよくわかります。瑞鳳よりも大型なのに活躍の場が少なかった一因として、祥鳳型よりも1.5ノット低速であったことが挙げられます。