まるゆのキットは全長約5cmしかないですが、今回紹介の初期型と紹介済みの後期型のコンパチキットになっています。
ここで紹介のは艦橋の形状(及び、見えないですがスクリュー)が異なる初期型で正式には<ゆ1型>と言われる形式です。
初期型とは言え24隻完成しました。全体の竣工数が38隻のため半数以上がこの型となります。
大戦に間にあいフィリピン、レイテ島への輸送成功などの実績もあります。ただ、船体から推測できる通り積載量が24tと、米国の汎用貨物船リバティ型約10,000tの1/500弱にすぎません。
しかし輸送が途絶えた先での24tの物資というのは貴重とも言えますが。
レイテ島輸送に使われた3隻の内の1隻(2号艇)は米フレッチャー級駆逐艦4隻に攻撃され撃沈されたとあります。あまりの戦力差に呆然です。
コンパチキット化の作戦にのって後期量産型の1001型用と併せて2隻購入しました。大きさに余裕のある容器を使いつつ、1001での写真とは異なりすこし構図を考えた写真も掲載しています。
ブログ1回分の紹介ネタとできたので良しとします。
模型全長5.0cm
完全素組
この表現法については、海中の新表現法をご覧ください。
発売年:2014
同型艦の他社模型:なし
入手方法は前述の通り、①1/350まるゆキットの付属か、②まるゆセットで伊―15、伊―46との3隻組、の2つがあります。
管理人は②で購入しましたが同封の伊-15,46が古いキットで出来がイマイチです。出来の良い同型艦が他社製で手に入ります。詳しくは模型選定!by模型ソムリエをご覧ください。
①では1/700モデラーには不要の1/350まるゆがメインですが、1/350のまるゆはサイズ的にも良いので、②よりはこちらをお勧めします。消去法的な感じもしますが。
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フジミ模型 1/350 特シリーズ No.15 日本陸軍潜航輸送艇 まるゆ1001号艇 プラモデル 特15