すでに紹介の航空母艦千歳同様に、水上機母艦千代田を軽空母に改装した艦艇です。この艦も迷彩状態は不明ですが、どの資料を見ても今回紹介に近いパターンが載っています。
これはマリアナ沖海戦後の残存空母を使用した迷彩テスト時の記録のようです。しかし、この状態でレイテ沖を戦ったのかは不明です。これ以外に良い資料がないのでこの資料が拡散しているのだと思います。
一方、空母千歳はWikiにレイテ沖海戦時に上空から撮影された迷彩塗装の(不鮮明な)写真がありました。千代田にも迷彩があったと思います。
千歳と並べるため千代田も無彩色ベースで作製しました。迷彩空母は1/700艦艇模型では最も手がかかりますが、これらを2隻同時に作るという無謀な企画を実行しています。
結論、迷彩なしとの艦艇とは違い時短にはなりませんでした。気力があれば失敗談として紹介するかもしれません。
千歳のキットとはマスト形状と飛行甲板のモールドが違います。千歳はラテックスに対し、千代田は木甲板モールドになっていました。
これも諸説あり資料情報が錯綜しています。しかしメーカーとして同型艦として差別化点を増やしてくれるがありがたいことです。
組み立てでは墳進砲の位置をあえて千歳とは変えています。千代田の配置の方は管理人的には、しっくりきます。
これで迷彩塗装の艦隊型の軽空母4隻(千代田、千歳、瑞鳳、龍鳳)が完成し有名艦のネタがへりつつあるのを感じます。
模型水線長 25.2cm
マストを金属線に交換
アオシマ 1/700 航空母艦 千歳
Aoshima 1/700 Aircraft Carrier Chitose
発売年:2015
同一艦の他社模型(発売年):ピットロード(2004)