軽巡洋艦 熊野 (1937)/ Light Cruiser Kumano

軽巡洋艦 熊野 (1937) Light Cruiser Kumano 1/700 タミヤ TAMIYA 重巡洋艦 / Heavy Cruiser
軽巡洋艦 熊野 (1937)
Light Cruiser Kumano
1/700
タミヤ
TAMIYA

 最上型巡洋艦4番艦熊野の竣工直後の姿です。ワシントン軍縮条約で重巡洋艦の保有量には制限がある中、15.5cm以下の主砲を搭載の場合は、軽巡洋艦に分類されることを悪用?した艦艇です。

 最大の特徴は3連装15.5cm砲ですが、この状態は竣工後わずか2年程で1939年には早くも20cm連装砲に換装されています。

 この状態では2番砲塔の砲身がうまく収まっていますが、砲身が長い20cm砲に換装後は1番砲塔のシールドと砲身とが干渉します。そのため、仰角がかかり1番砲塔の後部シールドに乗っかった状態となります。

 そのため、15.5cm砲搭載の状態の方がスマートで無理のない姿をしています。実際にも小口径を多く発射できた方が良いとの考え方もあったようです。

 15.5cm砲は優秀な砲であったため、20cm砲への換装で余った砲身は大和型の副砲や、軽巡洋艦大淀の主砲に流用されています。

 対空用の砲弾である3式弾対空射撃もできたため、敢えて手数の少ない20cm砲に換装せずに防空重巡的な使われ方をしたという架空艦のネタとしてもおもしろそうです。

 フジミからも熊野含めた最上型各艦がでていますが、主砲3連装時代を再現したのはタミヤ製のみです。フジミ製にくらべるとシンプルですが、作りやすくいい模型です。

 通常は艦底板はつけないのですが、この模型では腰高感をだすためにあえて付けました。

 なお模型雑誌での慣例にのっとり、カテゴリーは重巡洋艦としました。

軽巡洋艦 熊野 (1937)
Light Cruiser Kumano
1/700
タミヤ
TAMIYA

模型水線間長 28.8cm
カタパルトをエッチングパーツに交換
マストを金属線に交換

軽巡洋艦 熊野 (1937)
Light Cruiser Kumano
1/700
タミヤ
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軽巡洋艦 熊野 (1937)
Light Cruiser Kumano
1/700
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Light Cruiser Kumano
1/700
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軽巡洋艦 熊野 (1937)
Light Cruiser Kumano
1/700
タミヤ
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Light Cruiser Kumano
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タミヤ
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軽巡洋艦 熊野 (1937)
Light Cruiser Kumano
1/700
タミヤ
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タミヤ 1/700 軽巡洋艦 熊野(1937)
TAMIYA 1/700 Light Cruiser Kumano

発売年:2003 
同型艦の他社模型:この時代の模型はなし

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軽巡洋艦 熊野 (1937)
Light Cruiser Kumano
1/700
タミヤ
TAMIYA
情景風写真です。旧手法で撮影したものです
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