金剛型の１番艦です。竣工直後の金剛（1914）は紹介済みですが、こちらはレイテ沖海戦時の状態です。
金剛（1914）で紹介の通り竣工時は戦艦ではなく巡洋戦艦（その名の通り、戦艦と重巡の中間のクラス）のため艦の幅が狭く、他の戦艦群に比べると非常にスマートな印象です。
この船体幅からわかる通り、３０ノット以上での高速航行が可能なため機動部隊の直衛に使われました。そのため、大戦時には時代遅れだった戦艦群の中では最も活躍した型式といわれています。
この模型は最近のフジミスタンダードの典型で改造なしに高精細模型を手にすることができます。上甲板には単装機銃が多数装備されており、これに対応する弾薬箱までモールドされておりとにかく高密度です。
この数の機銃増設に加え12.5cm高角砲も改装直後の４基から６基に増設されています。搭載重量増に対応するため艦側面の14cm副砲はかなり下ろされましたが、一部まだ残されています。
この後に及んで対水上戦闘専用の副砲を搭載したままのところが未練がましさを感じてしまいます。
模型水線間長 30.5cm
カタパルトをエッチングパーツに交換
フジミ模型 1/700 戦艦 金剛 （1944）
Fujimi 1/700 Battleship Hiei
最近強化中の情景風写真です。写真の撮影方法、加工方法は情景写真への道１（停泊水上艦）をご覧ください。
発売年：2008
同型艦の他社模型:ハセガワ（1993）、フジミ艦Next2019
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フジミ模型 1/700 特23 日本海軍高速戦艦「金剛」1944年10月
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