哨戒艇第102号 (1944)/ Patrol boat NO.102

哨戒艇第102号 (1944)/ Patrol boat NO.102 特務艦艇 / Auxiliaries
哨戒艇第102号 (1944)
Patrol boat NO.102
1/700
フライホークモデル改造
Flyhawkmodel

 本艦は大戦初期に鹵獲した米駆逐艦スチュアートを改造し哨戒艇としたものです。日本固有の小型艦艇ではなじみが薄いフラッシュデッキ型(上甲板が平面な形状)の船体を持ちコレクションの中では目立ちます。

 改造ベースとしたのはフライホークモデルからでている米駆逐艦ワードです。改造前は4本煙突ですが、前の2本を統合煙突としてトータル3本にし、後は日本艦の武装を設置すれば簡単にこの姿にできます。模型はフルハル/ウオーターライン選択式で国内メーカー品より高価ですが、繊細なモールドが施され非常に良い出来です。ネットショップ経由で簡単に入手できます。

 武装の種類、配置の位置については、作製のお供(資料紹介)で紹介の日本海軍小艦艇ビジュアルガイド2(大日本絵画)のP65に詳しく書かれているのでこれを参考にしました。第102哨戒艇は改造が完了した1943年以降、船団護衛活動に従事し末期の厳しい戦場もくぐり抜け生き残りました。敗戦後米国に返還されています。

 原型のクレムソン級は1918~1920年のわずか2年間で156隻が完成しました。日本の駆逐艦で相当するのは峯風型です。こちらは個別の艦の性能ではやや勝るようですが、完成数が次タイプ準同型艦の神風型を入れても1920~1925年の5年間に24隻でした。当時の日米国力差は極めて大きかった事がよく解る一例です。

哨戒艇第102号 (1944)
Patrol boat NO.102
1/700
フライホークモデル改造
Flyhawkmodel

模型水線間長 13.5cm
船体改造
マストを金属線に交換

哨戒艇第102号 (1944)
Patrol boat NO.102
1/700
フライホークモデル改造
Flyhawkmodel
哨戒艇第102号 (1944)
Patrol boat NO.102
1/700
フライホークモデル改造
Flyhawkmodel
哨戒艇第102号 (1944)
Patrol boat NO.102
1/700
フライホークモデル改造
Flyhawkmodel
哨戒艇第102号 (1944)
Patrol boat NO.102
1/700
フライホークモデル改造
Flyhawkmodel
哨戒艇第102号 (1944)
Patrol boat NO.102
1/700
フライホークモデル改造
Flyhawkmodel
哨戒艇第102号 (1944)
Patrol boat NO.102
1/700
フライホークモデル改造
Flyhawkmodel

フライホークモデル1/700 米駆逐艦 ワード改造
Flyhawk model 1/700 USS Destroyer WARD DD-139 remodelling into Patrol boat NO.102

発売年:不明
同一艦の他社模型:1/700では無し。他スケールでは海外メーカーから発売されているようです。どれだけ物好きか?といった感じですが、売れるのか余計な心配をしてしまいます。

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フライホークモデル 1/700 アメリカ海軍 ウィックス級駆逐艦 USSワード DD-139 1941年 通常版 プラモデル FLYFH1106

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フライホークモデル 1/700 アメリカ海軍 ウィックス級駆逐艦 USS ワード DD-139 1941年 通常版 プラモデル FLYFH1106

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