巡洋戦艦として竣工する予定だった艦ですが、ワシントン海軍軍縮条約に基づき、航空母艦に改装されました。同様な経緯を持つ加賀も含め、ウオーターラインから飛行甲板までが高い特徴があります。
模型ベースで測ってみると最初から航空母艦として設計された、飛龍や蒼龍の２倍近い高さでした。
この模型では左右分割パーツでこの部分の表現が秀逸です。加賀同様に仰ぎ見るアングルでの写真が似合いそうです。鋭意準備中です。
また、艦尾側面には対艦用の14cm単装砲も搭載しています。これは空母の運用法があいまいで砲戦も想定されていた時代の武装で、日本海軍では赤城、加賀のみの特徴です。
飛龍の項でも記載しましたが、赤城も艦橋が右舷にあり、形状的には左舷にある煙突との左右バランスが優れて、（実際の運用面は別にして）格好が良い艦です。
なぜかシールドの有り、無しの12.7cm高射砲とも、他の空母とは形状が違います。これも初期の空母ならではの特徴でしょうか。
1/250ディアゴスティーニの赤城のキットのシールド付き12.7ｃｍ高射砲を古本屋で手に入れており、情景写真に使おうと画策しています。
情景写真の名脇役２（近景）もご覧ください。
一枚だけ加賀のページに載せています。こうしたパーツは見る人がみるとすぐに分かるので面白い使い方ができそうです。
模型水線長 35.1cm
完全素組
フジミ模型 1/700 航空母艦 赤城 特35
Fujimi 1/700 Aircraft Carrier Akagi
発売年：2010
同一艦模型（発売年）： ハセガワ（2014）、フジミ（2016）
フジミからは2016年にフルハルタイプの艦NEXTでも発売されています。フルハル派の方は艦NEXTを購入すると良いです。
＜Amazon＞
フジミ模型 1/700 特シリーズ No.35 日本海軍航空母艦 赤城 プラモデル 特35
＜楽天＞
フジミ模型 1/700 特35 日本海軍航空母艦 赤城 特-35
