古鷹型の1番艦です。他の型の重巡洋艦キットが2~3社からリリースされているのに対し、古鷹型は2020年現在ハセガワのキットしかありません。
最近多いディテールに凝った模型に比べあっさりしてます。
特に古鷹は戦没が1942年と早く、対空兵装の増強もなかったのでなおさらかもしれません。 ウオーターラインシリーズのコンセプトの気軽に作って沢山集める、にはよく合っています。
日本艦には珍しいフラッシュデッキ型(艦首から艦尾までほぼ平面で構成されている形状)のため、各種装備が直接甲板に設置されています。
サクサク作れる塗装術で記載した方法では甲板のリノリウム色が塗りにくい所があるため、第一煙突周辺の部品は甲板のリノリウム色を塗ってから部品を接着しています。
古鷹型改の青葉とは艦の全長、武装は同じですが細部が大分異なっています。古鷹の方がクラッシックな感じがあります。見比べてみてください。
古鷹と加古は1926年の竣工時には主砲が単装6門の特徴ある姿をしていました。その時代のキットが作りたいのですが、インジェクションキットとして出る可能性は低いです。
いずれ改造で作ってみたい艦の筆頭です。大戦に参加の重巡の中には、ここまで大戦時と竣工時の姿が違う艦は他にないです。
模型水線長 26.2cm
マストを金属線に交換
エッチングパーツ使用(カタパルト)
煙突の蒸気捨て管が別パーツでないのでメリハリ不足です。ここの改良法をちょい改造1(煙突配管)で紹介しています。ご覧ください。
ハセガワ 1/700 重巡洋艦 古鷹 345
HASEGAWA 1/700 Heavy Cruiser Furutaka
発売年:2007年
同一艦の他社模型:無し